2006年06月09日

シーサーから遠く離れて。

えー、すみませんが、ブログを移ることにしました。
こちらです↓

http://middleland.blog70.fc2.com/

こちらも残しておきますが、以後新しい記事は上記の
ブログに書いてゆきますので、どうぞよろしくお願いします。


posted by midland at 17:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月07日

映画『ブロークン・フラワーズ』。

私は四国(香川)に住んでおり、四国とくればなんといっても
八十八カ所巡礼だ。私の周囲にも巡礼にハマり全寺制覇、すでに
2巡目という強者がいる。

しかし私がやってみたい巡礼はそういうものではなくて、
いわゆる「友達めぐり」だ。仕事をやらなくてよい年齢、
あるいは余命いくばくもないという状態になれば、
ネットでの情報を頼りに小学校時代からの友達に会って
廻りたい、そう考えていた。

この『ブロークン・フラワーズ』の主人公は、私がやりたいと
思っていることとかなり近いことをやっていて、それが
ただひたすらうらやましい。たとえ訪問先で味気ない食事を
出されたり、1発殴られたりしてもだ。

おせっかいな友人のリサーチ(ドライブ用の音楽CD-Rまで用意)
を頼りに、5人の旧き恋人達を巡る旅。うちひとりは墓の中に
おり、それが何とも切ない。また彼が探していた女性が誰かは、
結局つかめなかった。

でもいいのだ。旅したことはたしかに彼のなかで何かと
なって生きるだろう。そして彼自身も「生きて」ゆくのだ。

かつて愛を交わした女が、死んでいないかぎりは今もどこかで
寝たり起きたり、仕事したり子育てしたりしている。でも
彼のように動かないかぎり、決して出会うことはない。
考えてみれば、不思議な話だ。

伝えたいことが伝わらないやるせなさと、ビル・マーレイの
仏頂面。ジム・ジャームッシュの映像は、いつも「そんな風に
思うのはキミだけじゃないんだよ」と温かく語りかけてくれる。

見終わった後は、近くのパン屋で買ったサンドイッチを頬ばった。
ラストで出てきたのが、あまりにウマそうだったので。



posted by midland at 16:28| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月06日

マイケル・ジャクソン、『SMAP×SMAP』に登場。

「SMAPのメンバー達が歌って踊っているところにマイケル乱入」
というイメージを勝手に頭で思い描いてしまったため、ちょっと
肩すかしという感じもした。まあ今のマイケルはおそらく歌えないし
踊れないだろうから、ああいう形(SMAPの歌が突然中断したところで
スポットライトをあびながら登場)で入ってもらうしかないのかな。

しかし…歌わない&踊らないマイケルなら別に本人ではなくても
替え玉でよかったのではないか。じっさい、替え玉だったりして。
マイケルにサインしてもらったのが「TAKAI」になっていて
落ちこんでいる中居クンがちょっと、おかしかった。

後半は安室奈美恵のヒットメドレー。久しぶりにみたけど
声に伸びがでて、全盛時より良くなっているように思える。
SMAPとの共演では低いキーで歌わざるを得ない局面も
あったが、それもうまくこなしていた。

あとは曲だな、曲。ヒップホップやR&Bにこだわらず、
フォークっぽいのとかボサノバとか、いろいろ試してみれば
いいと思う。とりあえず、カバーアルバムを1枚作ってみたら
どうだろう、アムロちゃん。

同じ時間帯で『ポップジャム』の拡大版がNHKでオンエアされて
おり、特集はドリカム。歌詞といい衣装といい、なんとなく
宗教がかってきたような気がした。吉田美和の高音にはもはや
限界を感じてしまうが、これは年齢的にも仕方ないか。
ナビゲーター(?)の安めぐみは文句なし。ファンです。

posted by midland at 15:58| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月31日

『あなたに不利な証拠として』

自身も警察官だった、ローリー・リン・ドラモンドによる
短編集(早川書房刊)。主人公はすべて女性警察官だ。

キャサリンという女性を主人公にした冒頭の3編からして、
いきなり重い。死臭に苦しみながらも現場検証のノウハウを
身につけてゆく彼女、愛する夫(やはり警察官)の殉職に接し
ながらも冷静に捜査を続ける彼女、そして、ついには
精神異常者の凶刃に倒れる彼女…そんな姿が淡々と描かれてゆく。

銃社会のアメリカにおいては、ちょっとした職務質問でさえ
命がけだ。自身を守ろうと発砲すれば世間の非難をあび、
かといって一瞬油断すれば命を落としてしまう。銃や麻薬を
めぐる犯罪はなくなるどころか、増える一方だ。

そんな状況で職務を全うしなければならない彼ら。
その「やるせなさ」は先日見た映画『クラッシュ』にもにじみ出ていた。

あの映画の、マット・ディロン演じる警官やその同僚に
シンパシーを感じる人であれば、この本は読むべきだろう。
やり切れない思いの中、虫けらのように殺されていっても、
確かにキャサリンは「生きた」のだ…そう思わなければ
やってられない。

一貫して冷徹な描写は、ある意味ハードボイルド以上に
ハードボイルドだ。それでいて、ハードボイルドの書き手が
よく陥る自己陶酔やセンチメンタリズムが徹底して排除されて
いるのも興味深い。作者は、ひょっとして一般読者だけでなく
犯罪の現場にいた自分をも納得させるような作品を書きたかった
のではないだろうか、と勘ぐりたくなる。

単なる「犯罪小説」ではなく、まさしく様々な「人生」を
切り取った作品集。じっくり、腰を落ち着けて味わわれることを
おすすめすしたい。
posted by midland at 16:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月30日

小沢健二『毎日の環境学』(東芝EMI)

オザケン、4年ぶりの新作は全曲インスト集。

前にやっていたHPでオザケンの沈黙についてひとつの
仮説を立ててみたことがある。それはー
彼の中で自分のやりたい音楽と彼自身の「声」が、乖離して
しまっているのではないか、ということ。

オザケンのあの声と歌唱力(失礼!)がいちばん生きるのは、
やはり彼自身も影響を受けた「ネオアコ/ギターポップ」風の
音楽だろう。それを待ちわびているファンも少なくないと思う。

しかし彼自身は、豪勢なブラス・セクションなんぞをバックに、
ジョン・レノンかポール・ウェラーばりにシャウトする、
そういうマッチョ的な音楽に憧れていたのではないか。
マッチョという表現が悪ければ、ソウル寄り、とでも言おうか
(いやソウルのこともよく知らないのだけれど)。

「声」というのはその人の身体の結果であり、その人の
生きた証でもあり、とどのつまり人は自分の出せる声しか出せない
(なんのこっちゃ)。ボイストレーニングなどで「改良」は
できても、声を根本から再構築するのは不可能。だからこそ
我々は愛しい人の声をずっと聞いていたい、と思うのだ。

このCDに収められた音楽自体は、タイトル通り毎日聴いても
飽きなさそうな心地よい仕上がりになっており、その辺は
さすがオザケンだなあと脱帽するしかない。

しかしいっぽうで、自らの声を消し去ってしまった彼に、
どこか痛々しいものを感じてしまうのだ。自分を消し去りたいと
いう欲求ゆえに拒食症になってしまったというカレン・カーペンターの
エピソードを読んだときに感じた、あの痛々しさ。

オザケンは少しずつでも、自らの「声」を取り戻してゆけるのだろうか…

posted by midland at 10:45| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月23日

辻内智貴『帰郷』(筑摩書房)

夫の故郷に、妻が里帰りする話。

中学を出てから、55歳でこの世を去るまで、夫は決して
故郷に帰ろうとしなかった。早くに両親を失くした彼は、
遠い親戚に引きとられ、なかば厄介者同然のような形で
育てられたので、そのことが彼の故郷への思いに暗い影を
落としていたのかもしれない。故郷に帰るということは、
彼らに会う、ということだからだ。

とは言え、夫は故郷が嫌いだったわけではなく、よくその町の
ことを妻に話した。その中で妻が会ってみたいと思ったのは―
親戚にうとましがられる彼を励まし、ときにはその大きな
お屋敷でお菓子やおもちゃを与えてくれた、近所のおじさんだった。

駅を出て、妻は生まれて初めての町を歩く。近代化に乗り遅れて
しまったというその町は、40年近く昔の面影をたずさえたままだ。
パン屋も、雑貨屋も、夫が話してくれた通りの場所に、あった。

ただ…夫を励ましてくれたおじさんの家だけが、見つからなかった。
話してくれた場所には狭い路地があるだけ。地元の人に訊くと、
昔からずっとそこは路地だった、と言う。

くる日もくる日も、少年の頃の夫はこの路地にすわり、自分に
やさしくしてくれる誰かのことを夢みていたのだろうか。
ずっと気づかなかった、遠い昔の夫の淋しさ―妻はそれをそっと
抱きしめ、そして物語は終わる。

幼い日の記憶には、いつだって淋しく、ちょっと不安な自分がいる。
「ガキ大将だった」「腕白小僧だった」と武勇伝をフカす人とは
友達になれそうもない。

「武勇伝」は、オリエンタル・ラジオだけで十分だ。
posted by midland at 14:36| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月17日

そろそろ起きてくれ、J.D.。

三菱自動車「アウトランダー」のCFで、J.D.サウザーの
「ユア・オンリー・ロンリー」がバックに流れている。
オリジナルではなく、女性シンガーによるカヴァーだ。
けっこういので調べてみたが、誰かはわからなかった。
CF用のオリジナルかね。

このCFで思い出したのだがJD、この人も久しくアルバム
出してないよなあ。1984年の『ロマンティック・ナイト』
以来、ですか。これは大学入ってすぐ、新譜として生協の
レコードコーナーに飾ってあり、重ねて2割引セールだったので
すぐ購入し、カセットに入れてウォークマン(入学祝い品)で
聴きまくった。

前作の『ユア・オンリー・ロンリー』も好きだったが、
出た当時は中学生で、けっきょくシングル盤しか
買えなかった。しかしこの『ユア…』を全曲ノーカットで
オンエアしてくれるFM番組があったので、これまた録音して
一生懸命聴いた。DJのオッチャンが「これちょっと、
シブ過ぎますよね」と否定的な見解だったのがおかしかった。

『ロマンティック・ナイト』にしたって当時も今も評価は
低く、今となっては日本盤CDも出ているのか出ていないのか
よくわからない状態だが、私はこれ、好きだねえ。

彼の魅力は何といっても明解なメロディーと優しい歌声。
3曲目では旧友のリンダ・ロンシュタットとハモってて、
いい感じだ。こういうドライヴ感のあるアコースティック・
ロック風の曲は、前作には見受けられなかったような気がする。

この路線で次作も聴きたいな…と思いつつ、22年。
もうアルバムは出さないのかな。
私はいつまでも待っている…ってわけでもないけど。
posted by midland at 16:41| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月11日

ポール・サイモン6年ぶりのアルバム。

今年は聴きたかった作品のリイシューがやけに多い年だなあ
と思っていたら、眠っていたオッサンまで起きて来る年だった。

2月に20数年ぶりのソロ・アルバムを出したバート・バカラック
(米盤は昨年暮れ)、これまた13年ぶりにアルバム登場の
ドナルド・フェイゲンに続いて、ポール・サイモンの新作が
登場した。タイトルは『サプライズ』(日本盤は5月24日発売予定)。

いや冷静に考えてみると、サイモンの場合は前作『ユー・アー・ザ・ワン』
が2000年だから、6年ぶりということで、他の2人に比べると
まだマシか。

ただ…個人的には前作があまりに枯れた味わいだった
ため、ちょっと心配になってあまり聴く気にならなかったという
事情もあって、ものすごく久しぶりのように思えてしまう。

で、今回も「枯れ」路線なのかいなと思ったら…
共同プロデューサーがブライアン・イーノというのだからまさに
「サプライズ」だ。

本当に、イーノでいいの?とダジャレをかましつつHPで試聴して
みたら、これがものすごーくイーノである。リズムが強調され、
サイモンの声も若々しく、何よりも曲ごとのキャラが見事に
立ち上がっていて、前作のようにどれがどの曲かよくわからん、
ということがない。

公式HPでは曲を試聴しながら、歌詞も見ることができるのだが、
ちょっとECMを思わせるような、シャープで深みのある写真が
1トラックごとに添えられており、散文風にレイアウトされた
歌詞とあわせて、何かを訴えかけてくるような雰囲気を醸し出している。
先ほど「曲ごとのキャラが立っている」と書いたが、
そう感じさせてくれるのはこの写真&歌詞の配置によるところが
大きいかもしれない。

こういうセンスもまた、イーノのアイデアから出たものなのだろうか。
これがCDのブックレットだとすれば、ビジュアル面でも充実した
アルバムということになり、かなりお買い得のような気がする。

そういうわけで、しっかりよみがえった(若返った?)サイモンの
新作を楽しみに待つことにしよう。輸入盤はすぐにでも手に
入るのだが、まああせりは禁物、ということで。
posted by midland at 17:13| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月02日

追記:着信御礼!ケータイ大喜利

昨日書いた、件名のNHK番組について、本当はもう少し
言いたいことがあるのだが、うまくまとまらないので
箇条書きにする。

●視聴者によるケータイからの投稿が番組のメインで
あることは間違いないが、司会をつとめる今田耕司・
板尾創路・千原ジュニアの3人も見逃せない。

とくに判定役の板尾は、面白いネタにもことさら
オーバーリアクションをすることなく淡々と進めて
ゆくあたり、投稿者へのリスペクトが感じられる、
といったらホメすぎか。いずれにせよこの3人が素人ネタを
フォローすることで番組が楽しくなっていることは
間違いない。

●今回(4月29日放映)の担当アナウンサーは鈴木奈穂子さん。
今年からNHK松山放送局に移動されたが、昨年まで高松放送局
の「看板女子アナ」だった。一時的とはいえ東京局番組への
抜擢、ということで、はやくもブレイクの予感か。

高松で応援してきた身としては、はやく有動由美子を押しのけて
スポーツコーナーに登場(ご本人の希望)してほしいものだ。

●その鈴木アナが、番組中にこんなことを言っていた。

「お題が発表されてから、アクセス(つまり投稿)して下さい」

お題が発表されないと投稿のしようがないじゃん、ヘンなこと
言うよなあと公式サイトを見てみると…どうやら、お題は
前もって発表されていたようだ。たとえば今回のオンエア分だと
4月21日付で、すでにお題がわかるようになっている、というしくみ。

まあ投稿できる時間も限られているし、視聴者がみな、必ずしも
ケータイでの入力に慣れていないことを考えると、妥当な処置
なのかもしれんが…

これだと投稿者は事前にかなり内容を練れてしまうよね。
それって、どうなのかなあ…やっぱり皆が平等に、一瞬の
ヒラメキで書き込んだほうが、スリルがあって面白いと
思うのだが。

で、私の考えたネタ。

お題:皆に「トホホ」と言われる動物園、その理由は?

答:動物より飼育係の方が多い

アンテナ1本?2本?誰か採点して下さい。
posted by midland at 15:06| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月01日

着信御礼!ケータイ大喜利

3月に放映されていたのがとても面白かったので、
4月のぶんも録画して見た。当分は月イチの放映に
なるらしい。

その名の通り、テレビで出た「お題」にケータイで
投稿する、というシンプルな作りの番組で、「お題」が
発表されるやドドーっと着信してくる様子がリアルタイムで
伝わってきて、けっこう迫力がある。

今回のお題で良かったのは、前回にはなかった趣向で
「10文字作文:さびしい」というやつ。要するに10文字で
さびしい気持ちや状況を描写する、というわけだが

「二次会あったそうです」

という投稿には笑えた。言った人、言われた人、ともに
二次会に呼ばれてないわけで、ホント淋しいよなあ。

あと、「トホホと言われる動物園、その理由は」
というのも、

「地下にある」
「10mごとに募金箱」
「アリクイを『象』と言い張る」

など力作が多かったのだが、笑ったのはコレ:

「『昔はおったんやけどなあ』が口癖」

やっぱ短いフレーズでパッと絵が浮かんでくるような
投稿が高評価のようだ。頭の体操にもいいような気がする。
次回は投稿してみようかな。
posted by midland at 14:15| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月25日

B.Bとジャズの相性。

ジョー・チンダモの『Anyone Who Had a Heart』を聴く。
いつかの日記で紹介した、オーストラリア人のピアニストに
よるバート・バカラック作品集だ。

しばらく入手困難だったため、高値で取り引きされていたことで
有名なアルバム。なるほどたしかにバカラック・メロディーの
流麗さに頼ることなく自分の世界を追求しているあたり好感が
持てるし、またピアノ・トリオ盤として先入観なしに聴いても
十分聴き応えがある。すばらしいリイシューに、感謝。

ところで、日本語解説に「バカラックの楽曲はジャズとの相性も
抜群にいい」とあるのだが、これが一般的な認識なのだろうか?
私は逆で、バカラックほどジャズと相性の悪い人はいない、と
思っていたので。

たしかにバカラックの曲はジャズでも多々取りあげられているが、
そういう演奏はアルバムのなかでもいわば「箸休め」的な存在で、
聴きどころは別のトラックにこそある、という場合が多いのでは
ないか。決定的な名演、というのも見当たらないような気がする。

というのも…ジャズ的に解体してゆこうとすればバカラックの
曲をやる意味がなくなってくるし、メロディーを生かすのであれば
ジャズでやる意味がなくなってくるからだ。

そういうわけで、バカラック楽曲の名演をこれから発掘しようと
するのであれば、ジャズよりもむしろネオアコやソフトロックと
いったジャンルをオススメしたい。ディーコン・ブルーの4曲入り
シングル(全曲バカラック!)なんか、いいよね。探して聴いてみて下さい。

さてそのバカラックだが、6月にA&Mから出たオリジナル・
アルバムが軒並み紙ジャケで再登場する。

『Hit Maker!』
『Reach Out』
『Make It Easy On Yourself』
『Burt Bacharach』
『Live In Japan』
『Living Together』
『Futures』
『Woman』
『On The Flip Side』
『Butch Cassidy And The Sundance Kid』

…と、これだけ出るらしい。バカラックでフシギなことが
ひとつあって、編集盤や企画ものはあまたあるのに、
オリジナル・アルバムが市場に定着しないんだよね。
上記のアルバム群もすべて、一度はCDになっているのだが、
その多くは日・英の両国で長らく廃盤のままだ。

この機会に押さえておかないと、また逃げられるかもしれないな。
しかしどれを買っておけば、いいのかね???
posted by midland at 11:11| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月14日

フリーダ・ハルグレンという女優。

あまり情報がなかったのだけれど、とりあえず時間ができたし、
ということで『歓びを歌に載せて』という映画を見に行った。
スウェーデン(語)の映画なのに、なぜか字幕は戸田奈津子。

もと一流指揮者が故郷に戻ってアマチュアの合唱隊を
指導し、コンクールに出場できるまでのレベルに育てて行く、
というわりとよくあるパターンのストーリー。

とはいえ、合唱隊員の中にもドロドロとした人間模様
(不倫女性、DVに苦しむ妻、幼なじみなんだけどいじめっ子と
いじめられっ子の関係、とか。指揮者自身も故郷には暗い思い出
しかないようだ)があって、なかなか見ごたえがあった。

そして何より!主人公の指揮者と恋に落ちる女性・レナ役の
フリーダ・ハルグレンという女優が素晴らしい。寒い北欧の
国にあって、つねに春の陽だまりのような笑みをたたえた
彼女に、癒された観客も少なくないだろう。体型はやや
太めだが、脱ぎっぷりもよくてオッケー(…ストーリー的には
あまり必然性があるとは思えんのだが、一種のサービスですかね?)。

ネットでもこの映画について「フリーダを見るだけでも価値アリ」
というコメントをちょくちょく見かけるが、まさしく同感。
願わくば、これを機にフリーダの他の出演作品が日本でも
見られるようになるといいのだが。

ところで作中、合唱隊はスウェーデンからオーストリアで
開催されるコンクールに出場することになる。それで、
メンバーの一人が運転する大型バスに載って移動する
わけだが、ぶっちゃけスウェーデンからオーストリアまで、
バスで行けるのかね?確かに安あがりだが、あまりにも
遠くて非現実的に思えたんだけど。

この映画の監督は15年ぶりぐらいにメガホンをとることに
なったらしくて、その辺カンが狂っている、ということで
なければいいのだが。それとも高速道路かなんかがあって、
案外簡単にバスで行けるのかな?…などと、あれこれ
考えてしまうのであった。
posted by midland at 16:25| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月11日

さらば「ウルトラマンメビウス」。

先週の土曜日、地元の郵便局にポスターが貼ってあって、
「おー、今日5時半からかあ」と家に帰って新聞を
確認したが見当たらず。翌日のテレビ欄にもなかったので
ネットで確認したら、山陽放送(TBS系列)はキー局に
入っていなかった。つまり、香川で「ウルトラマンメビウス」
は見られない、ということになる。

じきにDVDが出るとは言え…「ウルトラ」シリーズを
リアルタイムで見られないほど田舎に住んでしまった、という
ことなのか。それとも同シリーズの人気自体が深刻な
状況なのか。よくわからないけど。

この際だから書いておくが、前シリーズ「ウルトラマンマックス」
でミズキ隊員を演じた、長谷部瞳さんはなかなかよかった。
可愛らしいけどビシっとしたところもある彼女なら、
「ウルトラの女性隊員」という呪縛からうまく脱皮してくれる
だろう。この後のブレイクを期待したい。

一方、エリー役の満島(みつしま)ひかりさんも好演していた。
というのも…エリーはアンドロイドという設定なので、
台詞は棒読みが基本だ。ということは、演技面で未熟な
若手女優が経験を積むのにもってこいの役柄だと言える。

ウルトラシリーズが今後もこういったアンドロイド役を
コンスタントに設定してゆけば、いい女優が育ってゆく
きっかけにもなるのではないだろうか。

さてそれでは「メビウス」にアンドロイドは出ているのかな?
と思っても、番組で確認できないんだな〜、これが。
ホームページでチェックするのは簡単だけど。
posted by midland at 11:37| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月07日

備忘録。

●民主党代表選、小沢か菅か

どっちでもいいです、ハイ。どのみちあと数年は政権取るの
なんて、ムリだろうし。

●黒川創『明るい夜』(文藝春秋)

今話題の「ニート」を題材にした、こじんまりとした小説。
面白いことは面白いが、どうも食い足りない。やっぱ若い人の
作品はこうなってしまうのかな…と巻末を見たら自分より
年上だった。

●帯状疱疹

いわゆる「ヘルペス」というやつが、一年半ぶりぐらいに
口の周辺にできた。「激痛」というほどではないがネチネチと
痛くて、イヤになってくる。ストレスが原因だそうで、
考えてみれば思い当たること多々アリ。

●阪神、ヤクルト不調

前者の藤川・久保田はWBCへの出場が明らかに悪い形で
出ている。後者の古田監督兼マネージャーは、早くも
疲れきったような口ぶりが印象的だ。正捕手で監督、
ということで周囲の嫉妬が強いのかもしれない。

●『ジャズ構造改革』(彩流社)

中山康樹、後藤雅洋、村井康司の3者によるジャズ・
ジャーナリズムへの提言の書。昨晩読んでいたのだが
面白くてついつい夜更かし、それでも終わらず
今日の昼休みにようやく読了。この本については機会が
あればまたあれこれ考えてみたいが、面白いことは
間違いない。

週末、いい天気でありますように。
posted by midland at 14:58| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月05日

ジャズ界も、リイシューの嵐。

それにしても今年はあれこれと欲しいCDがリイシューされるなあと
思っていたのだが、ここにきてジャズでもけっこうスゴいのが
出てしまっている。

先日出張先の東京で見つけたのが、ジョー・チンダモの
『Anyone Who Had a Heart』。オーストラリアのピアノトリオに
よる、バカラック作品集。チンダモはこの作品がきっかけで
澤野工房というレーベルに見いだされ、その後ヒット作を
数枚出しているが、肝心のこの盤自体はずっと入手困難で
店に寄っては30000〜50000円ぐらいで取り引きされていた
らしい。それってCDの値段じゃないよね。

チンダモは手堅いピアニストなので、内容的にはまず
間違いないと思うのだが、いくら何でも上記の値段ほどの価値は
ないだろうな、とも思う。なんせバカラック作品集だ。
バカラックの曲がジャズに向かない、というのはこれまたずっと
昔から言われてきたことで。

まあ、聴きやすいピアノ・トリオをも求めている人には
うってつけだと思うけどね。かく言う当方も地元で
発見したので、そのうち購入する予定だ。

澤野工房からは他に、一度見たら忘れられないとんでもない
ジャケットの『ヨギ・ジャズ』(by ヨキ・フロイト)も
出るらしい。他にもユニヴァーサルからはユーロ・ジャズの
ええところがMPSを中心にごそっと出ているし、4月には
ECMの傍系レーベル、JAPOの5作品が紙ジャケで世界初
CD化、となる。この辺もまた、見落とせないんだよなー。

いままで聴けなかった「音」が容易に手に入るようになるのは
うれしいことだが、それにしてもいつまで続くのだろうと
思う。今年いっぱい??カンベンしてよー。
posted by midland at 15:07| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月03日

小ネタは雪のように。

いや実を言うと、どれも独立した記事としてアップしたいの
だけれど、じっくりと書く気力もなくて。弱気な僕。

●松本竜助、死去

ラジオのニュースで知ったのだが、「『ぼくはこうして破産した』
などの著者としても知られ…」という紹介が、おかしくも哀しかった。
破産しても離婚しても、それをネタにして稼げるという点で
芸能人はいいなと思う。

●ジャッキー・マクリーン死去

ジャズのアルト・サックス奏者。ブルーノートでの作品はどれも
素晴らしかった。ソロのベストをあえてあげるとすれば
ドナルド・バード名義の『バード・イン・フライト』ラスト曲
「マイ・ガール・シャール」。リーダーのチマチマしたソロを
蹴散らすように野太く吹くアルトが胸を刺す。後期の新主流派/
フリーの演奏はまだちゃんと聴いていないので、またいつか。

●映画『ブロークバック・マウンテン』

う〜む、なんと濃厚な愛の物語であろうか。私が住む高松では
かつてマーク・ハーマン監督の『ブラス!』が反体制的と
いう理由で上映を見送られたが、同性愛を真っ向から扱った
この映画は無事上映。スクリーンで見られるだけでもよかった。

ところでアメリカ人やカナダ人の中には、カントリー&ウェスタン
という音楽を異様に毛嫌いするひとがいる。日本の若い衆が
演歌を嫌悪するようなものかなあ、と気にもとめなかったのだが、
ひょっとしてあの音楽には同性愛を肯定するような暗号が
ひそんでいるのかな、と思ったりして。

とまあ、こんな感じです。
posted by midland at 15:49| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月31日

お久しぶりです。

しばらく不在にしていたので、更新が遅れてしまった。

●民主党前原代表、辞任へ

「永田議員を辞職させられなかったから」だそうな。同議員は
最初自ら辞職を表明し、それを前原代表が慰留したのではなかったか。
よくわからん。

●楽天、開幕5連敗。

阪神を率いて3年連続最下位だった人が、なぜまた監督に
なれるのか、どう考えてもわからない。
おまけに「8連敗はする」とか自分で先回りして言ってるよ。
日本の野球界は、ほかに指導者の人材がいないのかねえ。
衣笠(もと広島)とか村田(元ロッテ)じゃ、ダメなのかな??

●吉祥寺のジャズ喫茶「メグ」に行く。

スーザフォンのようなスピーカーから出る、ワイルドな音に
圧倒されっぱなし。途中店の人(寺島靖国ではない)が、
「ウチの音、どうですか?」と尋ねてきたが、目は明らかに
「いい音って言えよ、コラァ!」と訴えていた。こわもて風の
人で、羽交い締めにされたりするのもイヤだったから、
「いい音ですね」と言っておいた。いやホントに、いい音
だったんだけどね。

●オトゥール・ドゥ・リュシー『美しき逃亡』

フレンチ・ギターポップの名盤。最近入手したCDだが、
全体的にはなかなかよかった。ただ引っかかるのが11曲目。
3分30秒ほどの長さだが、4分過ぎても無音のまま、ずっと
カウンターが回っている。「ははあ、これはシークレット・
トラックが入ってるな〜」とかたずをのんで見守っていたら、
4分20秒ぐらいでそのままストップ。なんじゃこの思わせぶりな
演出は〜。

ではでは、また来週。阪神、勝ってくれよ〜。
posted by midland at 16:37| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月24日

小ネタ、ズラズラ。

●音楽家、宮川泰さん死去。

FMラジオの「コーセー化粧品、歌謡ベストテン」ではお世話に
なってました。「ゲバゲバ90分」のテーマ曲もこの人の作曲
だったんだね。多彩な活躍ぶりに、改めて脱帽。昨夜NHKで放映された
追悼番組では、共演していたという川合郁子が和服姿でヴァイオリンを
披露し、これがまたなんつうか…よかった。合掌。

●王ジャパン、WBC優勝、世界一。

素晴らしい!!ただ…組み合わせとか審判とか、おかしな要素が
多すぎるよね。だから「負けてもあまり悔しがらないようにしよう」
と思って見ていた。よって同じように、勝ってもあまり騒がないことに
したい。大塚のふてぶてしいリリーフが印象的だった。球児(藤川)は
見習って欲しい。

●奥田英朗『ガール』と吉田修一『ひなた』

当方が注目する2大作家の新作を、京都行きの新幹線で読了。
前者はノグチユミコの手がけた表紙が素晴らしい、粒ぞろいの
短編集。ワーキング・マザーが、周囲にあまりにも理解され、
なにかと配慮されるためにかえって当惑してしまう、という
話が奥田英朗っぽくて良かった。後者も連作の小説集だが、
やや未消化か。このテーマだったら大長編を狙って欲しいぞ。

●ルシンダ・シーガー『I Believe』入手。

アマゾンjpでは9800円で出ている入手困難CDだが、別のネットレコ屋で
適正価格にて入手。ギター1本の弾き語りなのに、どこかジャズっぽくて、
めっちゃカッコいいんだよな〜。やっぱルシンダは最高!

ではではまた、来週。
posted by midland at 13:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月20日

プルースト『失われた時を求めて』、文庫で登場。

光文社文庫版の『江戸川乱歩全集』、全30巻がようやく完結し、
やれやれと思っていたら、今度は集英社文庫からマルセル・プルースト
『失われた時を求めて』が発売される。この3月は第1篇「スワン家の
ほうへI」「同II」の2冊が配本。以後、隔月で2冊ずつ、計13冊の
配本になるらしい。

『失われた時を求めて』の文庫版はこれが初めてではなく、1992年から
井上究一郎の個人全訳版がちくま文庫から出ている。この時は全10巻
で、コツコツ揃えたが結局最後までは読めず。本当はそれよりはるか前に、
新潮文庫版があって、一番欲しいのはじつはこの版だったりする。

その後、1996年だったか、今回登場する版の元になる鈴木道彦個人
全訳版が出る。これは字が大きく、訳文も読みやすいうえにに挿絵入りと、
とにかくとっつきやすい企画だったのだが、いかんせん1巻が5000円近くで、
全13巻。集めている途中で子供が生まれたりして、結局挫折して
しまった。すでに買い揃えていたものもまとめて古本屋に…うーん、
ナマナマしいなあ。

プルーストの、この名作の普及に意欲を燃やす鈴木氏は、その後
全2冊の抄訳版を出し、これは文庫にも全3冊で入った。がしかし、
いちおう全訳を集めていた身としては、いまさら「抄訳」ってのもねえ…
という感じで手を出す気にもなれず。

そんなわけで、『失われた時を求めて』を完全版で読もうと思ったら、
やはりちくま文庫に頼るしかないのかなあ、と思っていた矢先に、
集英社版文庫化の広告が目に入ってくる。またコツコツ買いに走らねば
ならなくなってしまった。

しかしまあ、1回に2冊ずつ隔月で出る、ということはつまり、次の配本の
前に前回配本ぶんを読了しておけばいいわけだ。うーむ、この大作を
読破する、最後のチャンスかもしれないぞ。爆笑問題の太田光さんも
読了しておられるそうだ。

太田さんを見てそう思ったわけではないが、この作品を通読することに
よって、自分の中のなにかが、確実に変わるか、壊れるか、その両方か、
そんなことが起きそうな気がする。
posted by midland at 16:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月17日

またまた小ネタ。

今週は早いなー。もう金曜日かよ。「おーい、ちょっとこーい」
てな感じで、こっぴどく怒られたりもしてパニックな一週間だった。

●池田小、卒業式

5年前の事件で亡くなられた8名の児童中、7名の同級生が
卒業。うち5遺族には卒業証書が手渡されたらしい。

当方の心情は、証書手渡しに参加しなかった2遺族のほうに
近いかな。あの事件、わからないことがまだまだいっぱい
ありすぎるよ。事件から通報まで、なんで40分もかかってるの?
とか。

犯人もできればすぐに死刑にせず、池田小のどこを「甘い」と
感じたのか、しつこく追及して欲しかった。

●WBC本選、日本が韓国に破れ、準決勝進出絶望的

…と思いきや、メキシコがアメリカに勝って、なんとか
準決勝に残れたみたいだね。よくわからないけど、怒ってる
イチローは人間味があっていい。

●ライブドアの株、フジテレビからUSENへ

まさしく「捨てる神あれば拾う神あり」か。私もライブドアの
株が「もうこれ以上下がらん!」というところまで安くなったら
買ってもいいかな、と思う。ところで、ホリエモンの保釈申請が
却下されたのは、ナゼ?

というわけで、また来週。
posted by midland at 14:17| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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